不動産の世界に新風を吹き込む

かつて不動産投資は一部の富裕層に限られた投資手段でした。通常、マンション1戸でも数千万円、マンションやオフィスビルを1棟で購入するためには億単位の資金が必要です。また不動産の物件情報や運用・売買に関する情報は、不動産会社や信託銀行などの金融機関などにしかいかないことも多く、個人投資家の業界参入は簡単ではありませんでした。比較的垣根の低いREITでも、 通常一口当たりの最低価格は数万円であり、魅力的な銘柄なら数十万円の資金が必要になることも珍しくありません。REITは多数の不動産に分散投資する商品であるため、「いまホットな渋谷で物件を探したい」、「大森海岸の不動産に投資したい」といった個別の不動産に投資したいというニーズには応えることができない設計になっています。不動産投資を巡るこうした状況に新風を吹き込み、個人投資家に不動産に対する少額投資の道を開いたのが、クラウドファンディングによる不動産投資のプラットフォーム「OwnersBook」です。

最低投資額1万円の二つの狙い

私たちロードスターキャピタルは、「OwnersBook」の最低投資額を1万円に設定しましたが、この価格設定には二つの狙いがありました。第一は、一般の消費者にもっと手軽に、もっと気軽に不動産投資を楽しんでいただきたいということでした。普通の給与生活者が手にするまとまった資金といえば、60歳や65歳で受け取る退職金であることが多いのではないでしょうか。それからマンションやアパートの1室を購入して投資生活を始めても、通常、長期的に資産価値の拡大を享受することは簡単ではありません。もっと早く、例えば20代の頃から資産運用をスタートしていれば、時間を味方につけることができますし、投資について勉強してスキルを高めることも容易かもしれません。私たちはこうした考えに基づき、投資単位を引き下げることで余裕資金が少ないお客様でも気軽に不動産投資にご参加いただける機会をご提供することといたしました。

クラウドファンディング市場の健全な発展に貢献

もう一つの狙いは、より多くの投資家を集めることによって、クラウドファンディング市場の健全な発展に貢献したいということです。銀行貸付によらない新しい資金調達の手段としてクラウドファンディングはいま大きな注目を集めていますが、この手法が今後日本社会に浸透・定着していくためには、一般の消費者や個人投資家の間でその有用性や効果がしっかりと認識されなければなりません。そこで最低投資額を1万円に抑え、より多くの方にこのシステムを経験していただけるようにいたしました。クラウドファンディング市場の拡大は、当社の成長を牽引するのみならず、日本における不動産ビジネスの振興に資するものと考えています。

 

わずか1万円からの不動産投資。しかも投資先はアパートやマンションなどの居住用物件に留まらず、オフィスビルや店舗ビルなど幅広く、また今後はさらに大規模商業施設などにも拡張される予定です。投資を通じて、お気に入りの街や建物が発展する様子を見守っていく楽しみもあるかもしれません。私たちロードスターキャピタルは、「OwnersBook」の魅力をより多くの方々に発信することによって、自社の持続的成長はもとより、不動産マーケットのさらなる活性化や日本経済の発展に貢献していきたいと考えています。

Visionary Members
 

成田 洋
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成田 洋

成田 洋
執行役員 運用部長
(CFA協会認定証券アナリスト,ビル経営管理士,不動産証券化協会認定マスター)

中川 由紀子
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中川 由紀子

中川 由紀子

取締役 総務部長