ロードスターグループは、事業活動を通して経済・社会の発展と地球環境保全の両立に貢献し、後世により良い未来をつなぐことを目指しています。環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の各領域において社会的な責務を果たし、株主価値の向上を実現します。

トップメッセージ

 

『ロードスターキャピタル』という社名の由来は、定点で輝き続ける星、北極星。
景気変動のある不動産業界において、景気の波に飲み込まれることなく定点で輝き続けたいという想いを込めています。
困難な局面にあっても輝き続けるためには、社会から必要とされる存在でなければなりません。そのために、ロードスターグループでは創立以来、ステークホルダーの皆様から信用いただける企業となることを第一に考えてきました。
そのうえで、ロードスターグループでは「不動産とテクノロジーの融合が未来のマーケットを切り開く」というミッションを掲げ、役職員の専門性とIT技術を生かして不動産投資ビジネスの新たな可能性を模索しています。
 
近年、世界では気候変動や人権問題、紛争など、人類の持続性に関する危機感が強まり、こうした社会課題に関する国際的な動きが加速しています。日本でも自然災害、少子高齢化や労働力不足、資産運用に対する不安などの多岐にわたる課題が顕在化し、不動産投資業界においても資金量豊富な大手による富の寡占などの課題もあります。
これらの課題に対して真摯に向き合い、持続可能な社会づくりに貢献しながら新たなチャレンジを行うことは、ロードスターグループの精神に通じるところであり、企業成長にも繋がっていくものと考えています。
 
ロードスターグループは、今後も不動産・金融・ITにかかる高い専門性を有した不動産テックのリーディングカンパニーとして、社会課題の解決に寄与できるよう、実直かつ誠実に取り組んでまいりたいと思います。

 

 

■ロードスターグループの各事業を通したサステナビリティへの取り組み

コーポレートファンディング事業では、市場から放置され評価が低くなってしまっている物件に対して、付加価値を加えることでその物件が再度市場で評価され流動性が高まるように、当社の知見を活かしています。

 

クラウドファンディング事業では、不動産特化型クラウドファンディングサービス『OwnersBook(オーナーズブック)』を展開しています。
『OwnersBook』は、不動産のプロが厳選したプロ向け不動産投資領域に、個人投資家もクラウドファンディングを利用して1万円から投資参加できるサービスで、不動産特化型としては日本初のサービスです。それまで機関投資家向けとされてきた領域を個人投資家に開放したこと、そして個人が投資参加できるようになったことで、不動産投資市場の安定化に貢献するプラットフォームといえるでしょう。

 

そして、これらの事業を社外のステークホルダーの方々と調整しながら進めるのは役職員です。ロードスターグループでは創立以来、役職員が意欲的に働き成長できる環境づくりを重視し、社内外での自己啓発の支援や、健康的で働きやすい環境の整備を進めています。

■サステナビリティへの取り組み

■サステナビリティ推進体制

ロードスターグループでは、グループ全体のサステナビリティ推進について積極的に検討する場として、「サステナビリティ推進委員会」を設置しています。
同委員会では、役職員が意欲的に働き成長できる環境の整備を行いつつ、グループ全体として取り組むべき社会課題を明確にします。同委員会で企画・立案・協議したサステナビリティ推進のための施策内は、取締役会へ提言・報告を行います。 

 

①サステナビリティ推進体制

 

 

②各組織の役割

取締役会

サステナビリティ推進委員会から提言・報告を受けた事項について、取り組み方針等の決議及び施策進捗の監督をしています。

サステナビリティ推進委員会

リスク管理委員会と連携しながら気候変動問題への対応策を立案し、関連部署に実行の指示とサポートを行っています。また、その活動状況や提言事項については、取締役会へ報告しています。

リスク管理委員会

気候変動を含めた、当社グループの企業目的達成を阻害する要因を識別・評価し、対応策を講じています。